[ レパートリー曲の紹介 ] Fly Me to the Moon(フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン)

[作曲][作詞] Bart Howard

1954年に作られた当初、この曲は3拍子のリズムであったが、1960年代に入るとボサノヴァ風にアレンジされて有名になり、さらに「ザ・ヴォイス」ことフランク・シナトラが歌って爆発的ヒットを記録した。

当時、アメリカは「アポロ計画」の真っただ中にあり、「私を月に連れて行って」くれることが、近い将来の現実として意識できたために、このヒットにつながったと言われる。
フランク・シナトラの歌った録音テープはアポロ10号・11号に積み込まれ、人類が最初に月に持ち込んだ音楽となった。


(歌詞)
Fly me to the moon,
and let me play among the stars.
Let me see what spring is like on Jupiter and Mars.
In other words, hold my hand!
In other words, daring kiss me!

Fill my heart with song,
and let me sing forever more.
You are all I long for
all I worship and adore.
In other words, please be true!
In other words, I love you!

In other words, please be true!
In other words, I love you!

(和訳 by 宇多田ヒカル)
私を月まで連れてって
星空で遊ばせて
ジュピターとマーズの春がどんなものか、見せて
それじゃ分からないなら・・・
つまり、手をつないで!
だから、キスして!

私の胸を歌で満タンにして
永遠に歌わせて
私が憧れるのは、欲しいのは、信じるのは、全て君だけ
それでも分からないなら・・・
つまり、どうか裏切らないで!
だから、ホレてるんだってばさ!

つまり、お願いだから嘘吐きにならないで!
簡単に言えば、愛してるってことさ!
(言わせないでよね)

※歌詞・和訳はこちらから引用させていただきました。


ポールスターでは女性ボーカルでフランク・シナトラバージョンを演奏します。
途中、アルト・サックスのソロが入ります。