[ レパートリー曲の紹介 ] Cheek to Cheek(頬に頬寄せ)

[作詞・作曲] Irving Berlin

1935年のミュージカル映画「Top Hat」の挿入歌。
主役のダンサーを演じるFred Astaire(フレッド・アステア)がヒロイン役のGinger Rogers(ジンジャー・ロジャース)とダンスを踊るシーンでアステアによって歌われている。

「Top Hat」の他、「The English Patient」「The Green Mile」「Les Misérables」「Rain Man」などの映画でもアステアのオリジナルバージョンやグレン・ミラー楽団の演奏が使われている、20世紀米国を代表するポピュラーソングである。


(歌詞)
Heaven, I’m in Heaven
And my heart beats so that I can hardly speak
And I seem to find the happiness I seek
When we’re out together dancing, cheek to cheek

Heaven, I’m in Heaven
And the cares that hang around me thro’ the week
Seem to vanish like a gambler’s lucky streak
When we’re out together dancing, cheek to cheek

Oh! I love to climb a mountain
And to reach the highest peak
But it doesn’t thrill me half as much
As dancing cheek to cheek

Oh! I love to go out fishing
In a river or a creek
But I don’t enjoy it half as much
As dancing cheek to cheek

Dance with me
I want my arm about you
The charm about you
Will carry me thro’ to Heaven

I’m in Heaven
And my heart beats so that I can hardly speak
And I seem to find the happiness I seek
When we’re out together dancing cheek to cheek

(和訳)
まるで天国にいるよう
胸が高鳴って話すことができないくらいだ
探していた幸せが見つかったみたいなんだ
君と一緒に頬寄せ踊っていると

まるで天国にいるよう
この一週間僕に取り付いていた悩みが
あっけなく消えてしまった
まるでツキを取り戻したギャンブラーみたいに
君と一緒に頬寄せ踊っていると

僕は山登りが好きだ
一番高い頂きまで登るのが好きだ
でもそんなことはちっともときめかない
君と頬寄せ踊ることに比べたら

僕は釣りも好きだ
小川や渓流で釣りをするのが好きだ
でもそんなことは全然楽しく思えない
君と頬寄せ踊ることに比べたら

さあ、僕と踊ろう
君の身体に腕を回すと
君の魅力が僕を包んで
僕はただ心を奪われてしまう

まるで天国にいるよう
胸が高鳴って話すことができないくらいだ
探していた幸せが見つかったみたいなんだ
君と一緒に頬寄せ踊っていると

※和訳はこちら引用し一部手を入れさせていただきました。


ポールスターは、女性ボーカル入りで演奏します。
上記の和訳の主語を女性に置き換えながらお聴きください。