Jazz

[ レパートリー曲の紹介 ] Moonlight Serenade(ムーンライト・セレナーデ)

[作詞] Mitchell Parish
[作曲] Glenn Miller

グレン・ミラー作曲による超有名なジャズ・スタンダードナンバー。グレン・ミラー楽団のテーマ曲となっている。
1939年のオリジナル・バージョンは、クラリネットをフィーチャーしたスローテンポの魅惑に満ちたインスト・アレンジ。
クラリネットがリードしてサックス群が主旋律を、ミュートした金管がバッキングを奏でながら曲は始まり、徐々に盛り上がりを見せていく。
ミッチェル・パリッシュによる作詞は後年のこと。ロック・バンド「シカゴ」などによるカバーも多く、CMにも度々用いられている。


ポールスターの演奏はオリジナルに近いスローテンポのアレンジでお届けします。



2014-11-01 | Posted in REPERTOIRE, JazzNo Comments » 

 

[ レパートリー曲の紹介 ] Mack the Knife(マック・ザ・ナイフ)

[作詞] Bertolt Brecht
[作曲] Kurt Weill

1928年に初演されたドイツの戯曲「三文オペラ」の劇中歌「メッキー・メッサーのモリタート」が「Mack the Knife」というタイトルで大ヒットしたもの。そのため「モリタート」という別題でも知られる。

「モリタート(Moritat)」とは、独和辞典によれば「大道芸人が手回しオルガンの伴奏などで語り歌う恐ろしい絵物語」のことだが、数々の演奏を聴いてもあまり恐ろしさは感じられない。
エラ・フィッツジェラルド、ソニー・ロリンズの名演はもとより、サイコ・ホラー小説「悪の教典」の同名の映画化作品中で使われているアレンジも、みな「ノリノリ」である。

ただし、訳詞を読むと、少し恐ろしさを感じるかもしれない。

(訳詞)
そうさ、サメには歯がある
顔中ほど大きいのやつさ
メッキー・メッサーはナイフを持ってる
でも、あんたにはナイフは見えないのさ

ああ、鮫のヒレを見たよ
赤いのは、血が流されたのさ
メッキー・メッサーとしゃれた手袋
いったいどんな悪事があったのかな

美しく晴れた日曜日
浜辺で死んだ男がいた
それと街角を回って行く男
そいつがメッキー・メッサーって呼ばれるやつさ
(以下 省略)

※訳詞はこちらから引用させていただきました。


ポールスターの演奏もノリノリです。
テナーサックス・トランペット・アルトサックス・トロンボーンが順番にソロを奏でます。



2014-08-20 | Posted in REPERTOIRE, JazzNo Comments » 

 

[ レパートリー曲の紹介 ] My Favorite Things(私のお気に入り)

[作詞] Oscar Hammerstein II
[作曲] Richard Rodgers

1959年、ミュージカル「The Sound of Music」の中の一曲。
1965年には映画化され、主人公Mariaを演じるJulie Andrewsが歌っている。

「バラに滴る雨のしずく 子猫のひげ」から始まるお気に入りの数々を並べ、最後に「悲しい気分になった時、お気に入りのものをただ思い浮かべれば、いやな気分もなくなるの。」と結ばれる歌詞がユニーク。

ジャズ・ナンバーとしてジョン・コルトレーンなど多くのアーティストがカバーしている。クリスマス・ソングとしてもポピュラー。日本ではJR東海のCMで様々なアレンジで使われている。

(歌詞)
Raindrops on roses and whiskers on kittens
Bright copper kettles and warm woolen mittens
Brown paper packages tied up with strings
These are a few of my favorite things

Cream colored ponies and crisp apple streudels
Doorbells and sleigh bells and schnitzel with noodles
Wild geese that fly with the moon on their wings
These are a few of my favorite things

Girls in white dresses with blue satin sashes
Snowflakes that stay on my nose and eyelashes
Silver white winters that melt into springs
These are a few of my favorite things

When the dog bites
When the bee stings
When I’m feeling sad
I simply remember my favorite things
And then I don’t feel so bad


ポールスターではボーカル無しで演奏します。
テナーサックス・トランペット・アルトサックスのソロが入ります。



2014-08-19 | Posted in REPERTOIRE, JazzNo Comments » 

 

[ レパートリー曲の紹介 ] When You Wish upon a Star(星に願いを)

[作詞] Ned Washington
[作曲] Leigh Harline

1940年、ディズニー映画「ピノキオ」の主題歌。
映画中でジミニー・クリケット(コオロギ)の声を演じたクリフ・エドワーズが歌い、同年のアカデミー賞歌曲賞を受賞。アメリカ映画ベスト100の第7位にランクインしている。

(歌詞)
When you wish upon a star
Make no difference who you are
Anything your heart desires
Will come to you

If your heart is in your dream
No request is too extreme
When you wish upon a star
As dreamers do

Fate is kind
She brings to those who love
The sweet fulfillment of
Their secret longing

Like a bolt out of the blue
Fate steps in and sees you through
When you wish upon a star
Your dream comes true

(和訳)
島村葉二さんの和訳が有名ですが、少々オリジナルに合わない訳のため、ここでは割愛いたします。


ポールスターではボーカル無しで演奏します。
トランペット・ソロがメロディーを奏で、途中アルト・サックスのソロが入ります。



2014-04-06 | Posted in REPERTOIRE, JazzNo Comments » 

 

[ レパートリー曲の紹介 ] Fly Me to the Moon(フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン)

[作曲][作詞] Bart Howard

1954年に作られた当初、この曲は3拍子のリズムであったが、1960年代に入るとボサノヴァ風にアレンジされて有名になり、さらに「ザ・ヴォイス」ことフランク・シナトラが歌って爆発的ヒットを記録した。

当時、アメリカは「アポロ計画」の真っただ中にあり、「私を月に連れて行って」くれることが、近い将来の現実として意識できたために、このヒットにつながったと言われる。
フランク・シナトラの歌った録音テープはアポロ10号・11号に積み込まれ、人類が最初に月に持ち込んだ音楽となった。


(歌詞)
Fly me to the moon,
and let me play among the stars.
Let me see what spring is like on Jupiter and Mars.
In other words, hold my hand!
In other words, daring kiss me!

Fill my heart with song,
and let me sing forever more.
You are all I long for
all I worship and adore.
In other words, please be true!
In other words, I love you!

In other words, please be true!
In other words, I love you!

(和訳 by 宇多田ヒカル)
私を月まで連れてって
星空で遊ばせて
ジュピターとマーズの春がどんなものか、見せて
それじゃ分からないなら・・・
つまり、手をつないで!
だから、キスして!

私の胸を歌で満タンにして
永遠に歌わせて
私が憧れるのは、欲しいのは、信じるのは、全て君だけ
それでも分からないなら・・・
つまり、どうか裏切らないで!
だから、ホレてるんだってばさ!

つまり、お願いだから嘘吐きにならないで!
簡単に言えば、愛してるってことさ!
(言わせないでよね)

※歌詞・和訳はこちらから引用させていただきました。


ポールスターでは女性ボーカルでフランク・シナトラバージョンを演奏します。
途中、アルト・サックスのソロが入ります。



2014-03-08 | Posted in REPERTOIRE, JazzNo Comments » 

 

[ レパートリー曲の紹介 ] Begin the Beguin(ビギン・ザ・ビギン)

[作曲] Cole Porter

1935年、パリのリッツホテルのラウンジでコール・ポーターが作ったと言われる。原曲はポーター自身が「覚えられない」と言ったというほど長いものだったらしい。

1938年にアーティー・ショーがスウィングにアレンジすると大ヒットし、以後ジャズ・スタンダードナンバーとなっている。

“Beguin”はカリブ海は西インド諸島に浮かぶフランス領「マルティニーク」という島のダンス音楽。歴史の中でヨーロッパとアフリカのダンス音楽が融合して生まれたジャンルのひとつ。
サンバなどの他の「ラテン系」音楽スタイル比べるとどこか優雅さが漂うのは、かのコロンブスをして「世界で一番美しい場所」と言わしめた島の景色ゆえだろうか・・・


ポールスターではBeguinのリズムで演奏します。
冒頭クラリネットのソロで始まります。



2014-02-21 | Posted in REPERTOIRE, Jazz, LatinNo Comments » 

 

[ レパートリー曲の紹介 ] Over the Rainbow(虹の彼方に)

[作詞] Yip Harburg
[作曲] Harold Arlen

1939年のファンタジー・ミュージカル映画「オズの魔法使い」の劇中歌で、Judy Garland(ジュディ・ガーランド)が歌って同年のアカデミー歌曲賞を受賞した。

映画公開後の大ヒットを受け、あらゆるジャンルの膨大なミュージシャンがカバーしており、2001年には、全米レコード協会等の主催で投票された「20世紀の名曲」で第1位となった。


(歌詞)
Somewhere over the rainbow
Way up high,
There’s a land that I heard of
Once in a lullaby.

Somewhere over the rainbow
Skies are blue,
And the dreams that you dared to dream
Really do come true.

Someday I’ll wish upon a star
And wake up where the clouds are far
Behind me.
Where troubles melt like lemon drops
Away above the chimney tops
That’s where you’ll find me.

Somewhere over the rainbow
Bluebirds fly.
Birds fly over the rainbow.
Why then, oh why can’t I?

(和訳)
虹の向こうのどこか空高くに
子守歌で聞いた国がある

虹の向こうの空は青く
信じた夢はすべて現実のものとなる

いつか星に願う
目覚めると僕は雲を見下ろし
すべての悩みはレモンの雫となって
屋根の上へ溶け落ちていく
僕はそこへ行くんだ

虹の向こうのどこかに
青い鳥は飛ぶ
虹を超える鳥達
僕も飛んで行くよ

※和訳はこちらから引用させていただきました。


インストアレンジも数多くありますが、ポールスターではボーカル入りで演奏します。
上記の歌詞に含まれていないしっとりと美しいVerseもお楽しみください。



2014-01-28 | Posted in REPERTOIRE, JazzNo Comments » 

 

[ レパートリー曲の紹介 ] As Time Goes By(時が過ぎても)

[作詞・作曲] Herman Hupfeld

1931年のブロードウェイミュージカル「Everybody’s Welcome」の劇中歌として作られた曲だが、むしろ1942年の映画「カサブランカ」のテーマ曲として有名になった。

日本ではあまり馴染みがないが、AFI(American Film Insutitute)が発表した「アメリカ映画主題歌ベスト100」では第2位に選ばれている。


(歌詞)
You must remember this
A kiss is just a kiss, a sigh is just a sigh.
The fundamental things apply
As time goes by.

And when two lovers woo
They still say, “I love you.”

On that you can rely
No matter what the future brings
As time goes by.

Moonlight and love songs
Never out of date.
Hearts full of passion
Jealousy and hate.
Woman needs man
And man must have his mate
That no one can deny.

It’s still the same old story
A fight for love and glory
A case of do or die.
The world will always welcome lovers
As time goes by.

Oh yes, the world will always welcome lovers
As time goes by.

(和訳)
これだけは心に留めていて欲しい
キスはキスであり、ため息はため息
恋の基本はどの時代でもあてはまる
いくら時が流れようとも

恋人たちが恋をすると
やはり「愛してる」とささやく
これだけは間違いがない。
この先何があろうとも
いくら時が流れようとも

月の光とラブソング
すたれることなどない
人々はいつでも嫉妬と憎しみで激情に駆られる
女は男を求め
男は女を求める
誰も否定することの出来ない永遠の真理

いつの時代にも存在する物語
栄光と愛への戦い
生きるか死ぬかのせめぎあい
恋する者たちを世界は優しく受け入れる
いくら時が流れようとも

※和訳はこちらから引用させていただきました。


ポールスターは、軽く優しいスウィングバージョンで演奏します。
アルトサックスとトランペットの短いソロが入ります。



2013-12-30 | Posted in REPERTOIRE, JazzNo Comments » 

 

[ レパートリー曲の紹介 ] Cheek to Cheek(頬に頬寄せ)

[作詞・作曲] Irving Berlin

1935年のミュージカル映画「Top Hat」の挿入歌。
主役のダンサーを演じるFred Astaire(フレッド・アステア)がヒロイン役のGinger Rogers(ジンジャー・ロジャース)とダンスを踊るシーンでアステアによって歌われている。

「Top Hat」の他、「The English Patient」「The Green Mile」「Les Misérables」「Rain Man」などの映画でもアステアのオリジナルバージョンやグレン・ミラー楽団の演奏が使われている、20世紀米国を代表するポピュラーソングである。


(歌詞)
Heaven, I’m in Heaven
And my heart beats so that I can hardly speak
And I seem to find the happiness I seek
When we’re out together dancing, cheek to cheek

Heaven, I’m in Heaven
And the cares that hang around me thro’ the week
Seem to vanish like a gambler’s lucky streak
When we’re out together dancing, cheek to cheek

Oh! I love to climb a mountain
And to reach the highest peak
But it doesn’t thrill me half as much
As dancing cheek to cheek

Oh! I love to go out fishing
In a river or a creek
But I don’t enjoy it half as much
As dancing cheek to cheek

Dance with me
I want my arm about you
The charm about you
Will carry me thro’ to Heaven

I’m in Heaven
And my heart beats so that I can hardly speak
And I seem to find the happiness I seek
When we’re out together dancing cheek to cheek

(和訳)
まるで天国にいるよう
胸が高鳴って話すことができないくらいだ
探していた幸せが見つかったみたいなんだ
君と一緒に頬寄せ踊っていると

まるで天国にいるよう
この一週間僕に取り付いていた悩みが
あっけなく消えてしまった
まるでツキを取り戻したギャンブラーみたいに
君と一緒に頬寄せ踊っていると

僕は山登りが好きだ
一番高い頂きまで登るのが好きだ
でもそんなことはちっともときめかない
君と頬寄せ踊ることに比べたら

僕は釣りも好きだ
小川や渓流で釣りをするのが好きだ
でもそんなことは全然楽しく思えない
君と頬寄せ踊ることに比べたら

さあ、僕と踊ろう
君の身体に腕を回すと
君の魅力が僕を包んで
僕はただ心を奪われてしまう

まるで天国にいるよう
胸が高鳴って話すことができないくらいだ
探していた幸せが見つかったみたいなんだ
君と一緒に頬寄せ踊っていると

※和訳はこちら引用し一部手を入れさせていただきました。


ポールスターは、女性ボーカル入りで演奏します。
上記の和訳の主語を女性に置き換えながらお聴きください。



2013-11-13 | Posted in REPERTOIRE, JazzNo Comments » 

 

[ レパートリー曲の紹介 ] Tuxedo Junction(タキシード・ジャンクション)

[作曲] Erskine Hawkins / Bill Johnson
[作詞] Buddy Feyne

時代は1920年から1940年代、米国アラバマ州バーミンガムには多くの黒人奴隷が住んでいた。社会的弱者・貧困者である彼らの楽しみは、夜通し飲んで踊って騒ぐこと。
そんな彼らが仕事着のまま夜な夜な集まってくるのは、街の西部にある2つの路面電車が合流する「タキシード・ジャンクション」と呼ばれる一角。

まず立ち寄るのは1軒の洋服屋。ここで汚れた仕事着を借り物のタキシードに着替え、終わらない夜を満喫するために、付近に立ち並ぶナイトクラブ、バー、ジュークボックスに吸い込まれていくのであった。

こんな情景を表したという「タキシード・ジャンクション」という曲、作曲者に名を連ねるホーキンスの楽団で演奏されたのが最初だが、最も有名なのはグレン・ミラー楽団によるもの。
デューク・エリントン、クインシー・ジョーンズ、マンハッタン・トランスファー、ボブ・マーリーなど、多くのアーティストにもカバーされている。


ポールスターは、グレン・ミラー楽団に近いアレンジで演奏します。
冒頭トロンボーンの「ワウワウ」した演奏が印象的です。



2013-10-02 | Posted in REPERTOIRE, JazzNo Comments » 

 

[ レパートリー曲の紹介 ] Stardust(スターダスト)

[作曲] Hoagy Carmichael
[作詞] Mitchell Parish

1927年に発表されたというかなり古い曲。
カーマイケル楽団による最初のレコーディングはミディアム・テンポで歌詞もなかったが、翌1928年にスロー・テンポで録音され、1929年に歌詞が付けられると、1930年のビング・クロスビーの録音以来、ボーカル付きのスロー・バラード曲として多くの歌手が歌うジャズ・スタンダードとなった。

ビッグバンドでの演奏も、グレン・ミラー楽団、アーティ・ショウ楽団などがある。

一方で、ルイ・アームストロングをはじめとするトランペットの名演も多く、「I Remember Clifford」と並んでトランぺッターをして「一度は演奏したい。」と言わしめる名曲でもある。


ポールスターでは、歌詞無しでトランペット・ソロが美しいアレンジで演奏します。



2013-08-22 | Posted in REPERTOIRE, JazzNo Comments » 

 

[ レパートリー曲の紹介 ] A String of Pearls(真珠の首飾り)

作曲:Jerry Gray
作詞:Eddie DeLange

「ジャズ・スタンダード」というと映画やミュージカルの原曲が誰かのアレンジによってジャズになっていったものが多いが、グレン・ミラー、カウント・ベイシーなどのビッグバンドでは、各バンドのオリジナル曲がメイン。

この「A String of Pearls」も1941年に録音されたグレン・ミラー楽団を代表するオリジナル曲。

決して派手さはないし、演奏もそれほど難しくないのだが、「シンプルさの中でいかに表情を付けるか」が演奏者に問われているのかもしれない。


ポールスターの演奏も、ほぼグレン・ミラーのオリジナルバージョンに
近い形です。アルト・サックスとトランペットのソロが入ります。



2013-08-17 | Posted in REPERTOIRE, JazzNo Comments »